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「パッシブ換気」とは耳慣れない言葉ですが、北大と道と私どもが共同開発した
北方圏に住む私たちにピッタリの北海道独自の技術です。

土中に埋めた塩ビ管から外部のキレイな空気を取り込み、そこで地熱と熱交換をします。
そして基礎断熱を施した床下に取り入れます。

例えば外気温-12℃の空気は床下に入ると熱交換され+1℃程度で入ってきます。
13℃の熱交換が土の温度だけでゼロエネルギーでまかなえたのです。

空気の流入を調節する部材は日本にはないので、
スウェーデンやフランスから手に入れます。
電気を使わないノンエネルギータイプで、自動的に必要量を調整する優れものです。
空気を動かすエネルギーはファンを使わずに物理の法則による高低差と温度差によって行います。


パッシブ換気概念図

しかし平成16年に施行されたシックハウス新法により
どんな家でも換気扇の設置が義務付けられましたので、
少なくとも1台はつけます。(トイレなどの局所換気で充分)

床下に取り入れた1℃の空気はこのままでは使えません。
25℃くらいまで放熱器を使って、あと24 ℃分加温します。
床下で目の届かないところなので、化粧用に立派仕上げられたパネルヒーターはいりません。
車のラジエターのようなフィン付きの1.2万円くらいの安い物を台くらいで良いのです。

熱源であるエネルギーは電気・ガス・灯油と何でも良いし、
機器もストーブでもボイラーでもよいのです。
室内にこれらの機器はでてこないのですっきりとしたインテリアになります。

床下にセットされた放熱器の上に床面開口を設け、そこから暖かい空気が室内を循環します。
お風呂の下にもセットするので、冬場のお風呂の寒い感じがまったくなく
お年寄りにも安心ですし、本当に快適です。

当社のパッシブ換気住宅の実績はこちらでご覧いただけます。